「5分くらいなら大丈夫だと思った」
「警告の紙(赤札)が貼られてから撤去されるんじゃないの?」
自転車撤去に遭った人の多くが、“時間”について誤解しています。
結論から言うと、
自転車撤去は「何分か」では決まりません。
この記事では、
- 自転車撤去が「何分」で行われるのか
- 行政上の「放置」の正確な定義
- 即時撤去される場所・されない場所の違い
を整理します。
結論:自転車撤去に「○分ルール」は存在しない
まず最も重要な事実です。
自転車撤去に「10分ならOK」「30分までは大丈夫」といった 明確な時間基準は存在しません。
撤去されるかどうかは、停めていた時間の長さではなく、 その状態が「放置」に該当するかどうかで判断されます。
行政上の「放置」の定義とは
多くの自治体条例では、「放置自転車」は次のように定義されています。
利用者が自転車から離れており、直ちに当該自転車を移動させることができない状態
ここで重要なのは、
- 時間の長さは関係ない
- 「離れたかどうか」が基準
という点です。
つまり、
- コンビニに入った
- 銀行のATMに行った
- トイレに行った
といった短時間であっても、 その場を離れた時点で「放置」と判断される可能性があります。
「5分」「10分」で撤去されることは本当にある?
結論から言うと、あります。
特に以下の場所では、即時撤去が行われることが珍しくありません。
- 駅前ロータリー
- 放置禁止区域に指定されている歩道
- 点字ブロック上・出入口付近
- 観光地・繁華街
これらのエリアでは、
「警告 → 一定時間経過 → 撤去」
という流れではなく、
発見次第、そのまま撤去
という運用が一般的です。
なぜ警告なしで撤去されるのか
「赤札も貼られずに持っていかれた」という声は非常に多いですが、 これは違法ではありません。
理由は、
- 通行の妨げになる
- 視覚障害者・高齢者の危険になる
- 緊急車両の動線を塞ぐ
といった公共の安全が優先されるためです。
特に駅周辺では、警告を貼っている間に 人の流れが滞るリスクがあるため、 即時撤去が合理的と判断されています。
警告札(赤札)が貼られるケースもある
すべての場所が即時撤去というわけではありません。
以下のようなエリアでは、
- 住宅街の歩道
- 放置禁止区域の境界付近
- 比較的通行量の少ない場所
警告札が貼られ、
数時間〜数日後に撤去
されるケースもあります。
ただしこれは「猶予」であって、
撤去されない保証ではありません。
「少しだから大丈夫」は最も危険
撤去された人の多くが、
「ほんの少しのつもりだった」
と感じています。
しかし行政の判断基準は、
「その場を離れたかどうか」
です。
時間で考えるのではなく、
- 自分は今すぐ戻れるか
- 自転車を動かせる状態か
という視点で判断する必要があります。
まとめ|自転車撤去は「何分」ではなく「状態」で決まる
- 自転車撤去に明確な時間基準はない
- 放置=利用者が離れている状態
- 駅前や放置禁止区域では即時撤去が普通
「5分だから大丈夫」という考えが、 最も撤去リスクを高めます。
▼ 撤去後の判断をまとめて知りたい方はこちら

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